日陰のベランダでもOK!爽やかな夏の味覚。ミョウガの育て方。
- compactagri
- 2021年6月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年8月23日

もうすぐ梅雨…日光が当たる時間が少なくなってきますね。今回は日陰でも育てられる貴重な野菜「ミョウガ」をご紹介します。ミョウガは香りがとってもさわやかで、夏の味覚に欠かせない野菜ですね。初夏の味のような気もしますが、実は収穫する時期によって「夏ミョウガ」「秋ミョウガ」と呼ばれ、10月末くらいまで収穫できます。ご存知ない方も多いかと思いますが、私たちがミョウガとして食べているのは、花が咲く前の蕾の部分。そして、一度植え付けると、3年くらいは収穫し続けられます。冒頭でご紹介したように、日陰を好み、乾燥や強い日光が苦手です。日当たりの悪いベランダでも十分栽培できますし、逆に日当たりの良いベランダでは、プランターの置き場所を考えて栽培しましょう。
栽培に必要なスペース
ミョウガのプランター栽培に必要な、スペースと推奨するプランターサイズは以下の通りです。
◉プランターサイズ
大型サイズ(容量30〜40L)
◉必要なスペース
幅:50〜70㎝ 高さ:70〜100㎝ 奥行:50〜60㎝
栽培に適した時期

植え付け:3月中、10月上旬〜11月末まで
収穫(夏ミョウガ):7月中旬〜8月中旬
収穫(秋ミョウガ):9月上旬〜10月末まで
準備するもの
◉プランター(大型サイズ:容量30〜40L)
◉培養土
◉鉢底石
◉化成肥料
◉じょうろ
◉スコップ
◉種ミョウガ
栽培スタート!
◉プランターの準備
プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。
(土を入れる量はプランターの縁から10㎝くらい下まで)
◉種ミョウガの準び
新しい芽の伸びた種ミョウガを選んで購入しましょう
◉植え付け
深さ5㎝を目安に植え付けていきます。適当な間隔をあけて種ミョウガの芽の部分を上にして寝かせて置いていきます。上から土5㎝ほどかけて、手で軽く押さえて密着させます。その後、たっぷり水やりをしましょう。
◉水やり、発芽
春植えは2週間後くらい、秋植えは翌春に芽が出てきます。ミョウガは乾燥を嫌うので、水やりは欠かさずこまめに行いましょう。高温が続く夏は特に土が乾燥しないように注意して水やりをして下さい。
◉追肥
追肥は葉が2〜3枚出てきたらスタートします。月に1度のペースで行いましょう。
化成肥料20gをパラパラとプランター全体にまいて、その後に水やりをしましょう。
◉収穫(植え付けから6〜7ヶ月後)
地下茎から花蕾が顔を出してきたら、そろそろ収穫のタイミングです。花蕾が土から顔を出して太ってきたら、指先で優しく倒すように折り取って収穫します。花が咲いてしまうと味が落ちるので、収穫が遅れないように注意しましょう!根元近くを2〜3㎝残して収穫すると、葉が再生してきます。
収穫量はプランター1つからおおよそ20個程度です。
ミョウガの栽培まとめ
◉栽培適期
植え付け:3月中、10月上旬〜11月末まで
収穫(夏ミョウガ):7月中旬〜8月中旬
収穫(秋ミョウガ):9月上旬〜10月末まで
◉推奨プランターサイズ
大型(容量30〜40L)
◉植え付け〜発芽
適当な間隔をあけて、深さ5㎝を目安に8箇所くらい植え付ける
発芽は春植えは2週間後、秋植えは翌春に
乾燥を嫌うので毎日の水やり必須。乾燥しやすい夏は特に注意
◉追肥
葉が2〜3枚出たら追肥スタート、その後は月に1回のペースで追肥する。
化成肥料20gをプランター 全体にパラパラとまき、水やりをする。
◉収穫
土から花蕾が顔を出し太ってきたら収穫する。指で倒して折りとるように収穫。花が咲くと味が落ちるので、収穫が遅れないように注意。
以上、日陰のベランダでも栽培できるミョウガの栽培についてご紹介しました。ミョウガは一年限りではなく、2〜3年収穫することが出来ます。とりたてのミョウガはとても香りが高く美味しいですよ。水やりを忘れずに行えば、簡単に栽培できるので是非チャレンジしてみて下さい!
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