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  • 執筆者の写真compactagri

ベランダ栽培Q&A

更新日:2021年8月23日


ベランダ栽培を始めると、色々なギモンが出てきますよね。初心者の方がよく感じるギモンや私自身が感じたギモンをまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい!


Q1:旅行などで家を留守にするとき、水やりはどうすればよいでしょうか?

栽培期間中に毎日の水やりが出来ない時も出てくると思います。生長している野菜が枯れてしまわないか…とても心配ですよね。プランター栽培では畑と違って地中からの水分吸収が出来ないため、水やりがとても重要。人工的に水やりをしなければ、水不足となって野菜は枯れてしまいます。基本は毎日適度に水やりをしますが、土の表面が白っぽく乾いているようであれば水不足のサイン!鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やりをしましょう。旅行などで水やりが出来ないときは、1〜2日程度であれば出発前にたっぷりの水やりをすればギリギリ大丈夫。不在期間が長くなるときや土が乾燥しやすい夏の季節は、ペットボトルを利用した簡易式の潅水装置や電動式の自動潅水装置があると安心です。


Q2:ベランダが日陰です。それでも作れる野菜はありますか?

ベランダで家庭菜園をスタートしようと思っても、全てのベランダが日当たりの良い場所にあるわけではないですよね。多くの野菜は日当たりの良さが必要になりますが、半日陰や日陰でも栽培できる野菜があります!そういう野菜を選べば、日が当たりづらい場所でも十分家庭菜園を楽しめます。下記の野菜を参考にしてみて下さいね。


◉半日陰(半日程度日が当たる場所)

コマツナ、水菜、ほうれん草、レタス、ワケギなど

◉日陰

ミツバ、ミョウガ、ショウガなど


ベランダではスペースを有効活用するために、立体栽培をするのもオススメ。その際には、日陰でも栽培できる野菜を下段に、日当たりが必要な野菜を上段に置けば、無駄なくスペースを使えます!


Q3:収穫後の片付けはどうすれば良いですか?古い土や抜いた株はゴミに出しても大丈夫でしょうか?

収穫後の土や株。どのように処理をしたらよいのか、意外に悩むものです。私は最初「全部ゴミに出して大丈夫なのでは?」と思っていましたが、調べてみるとそうではありませんでした。各地方自治体のルールによって異なりますが、抜き取った株や葉、野菜くずなどは普通ゴミに出せることがほとんどですが、多くの地方自治体では土をゴミに出せなかったり、量が制限されています。お住まいの地域の役所へルールを確認した上で、土をゴミに出せない場合は、リサイクル業者や園芸用土回収の専門業者へお願いしましょう。場合によっては土を購入した園芸店やホームセンターで引き取ってもらえる事もあるので、購入する際にそのようなサービスがあるか確認しておくのもよいですね。また、使い終わった土は熱消毒をしたり、培養土や腐葉土を足すなどして再利用も可能です。土をリサイクルして環境に優しい野菜づくりを目指すのも素敵ですね。


Q4:排水溝や排水口の汚れが気になります。水や土がたまって困りますが対策はありますか?

水やりや雨水などにより、どうしてもプランターから土が流れ出てしまいます。また、枯れた葉や茎などが風で飛び散り、流れ出た土と一緒に排水溝や排水口にたまってしまうことも…。これはこまめに掃除して詰まりを防ぐことが一番なのですが、なかなか大変ですよね。掃除を少しでも簡単にするために、排水口ゴミストッパーを手作りしてみるという手もあります。みかんなどが入っていたネットや履き古したストッキングなどに100円ショップで購入できる軽石をいくつかつめて、それを排水口の手前に置いておきます。ストッパーが土や枯れ葉をキャッチするので、汚れがたまったらストッパーごと捨てるか、周りのネットやストッキングだけ捨て、軽石は再利用してストッパーを作り直してもOK。

水や土が外に流れ出ないように、プランターの下にトレイやプレートを置いておくのも、汚れ防止には効果的です。


Q5:カラスやハトがベランダに寄ってきて、野菜を食べて困ります。被害を減らす方法はありますか?

マンションの高層階であれば鳥害は少ないのですが、低層階や一軒家のベランダの場合はカラスや鳩の被害に困っている方が多いようです。対策をしなければ、トマトやきゅうり、ナスなど実物野菜はあっという間に食い荒らされてしまいます。被害を防ぐには、市販の妨鳥ネットを張るのが一番です。防虫ネット、寒冷紗、園芸ネットなども有効です。合わせてカラスや鳩よけなどの妨鳥グッズをぶら下げるのもオススメです。




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