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  • 執筆者の写真compactagri

プランター栽培で使う「土」と「肥料」の準備

更新日:2021年8月23日



プランター栽培にとって、「土」と「肥料」の準備はとても重要です。野菜を育てるため用土は「培養土」として販売されているものを使うと便利ですが、自分で作ることも出来ます。また、野菜が生長するために必要不可欠な肥料ですが、色々な種類があり、初心者の方には何を準備したら良いのか少し難しいかもしれません。今回はプランター栽培で使う「土」と「肥料」について、ご紹介していきます。


「用土」の準備

◉市販の培養土を使うのが便利!

栽培用の土は「培養土」として販売されている物を使うと便利です。培養土とは、野菜などの植物を栽培するために、基本の用土に腐葉土、砂、石灰、肥料などを一定の配合量でブレンドしたものです。市販の培養土は色々な種類が販売されていて、栽培する野菜に合わせて最適な肥料や用土がブレンドされています。ホームセンターや園芸店、ネットショップではたくさんの商品の中から選べますので、自分が求めている最適な培養土を選びましょう。その際、含まれている用土や肥料の成分が袋にきちんと記載されている物を選んで下さい。


◉培養土を手作り!

初心者の方は市販の培養土をオススメしますが、慣れてきたら栽培する野菜に合わせて培養土を自作をしてみるのも良いですね。基本の培養土の作り方についてご紹介します。


【作り方】

ブレンドするもの

・基本の用土(小粒の赤玉土)

・腐葉土

・苦土石灰

・化成肥料


※肥料は効果がある程度の期間持続する、緩効(かんこう)性肥料を使いましょう。

 腐葉土は葉の形がないくらい細かいものがベスト。大きなものは崩して使いましょう。


①バケツの中で赤玉土と腐葉土を1:1の割合で混ぜ合わせます。

②さらに1Lあたり1〜2kgの苦土石灰と7〜10gの化成肥料を混ぜ合わせます。


「肥料」の準備

野菜の生長には栄養となる肥料が必要不可欠です。特に大量に必要となる要素は、窒素・リン酸・カリウムで、「肥料の3大要素」と呼ばれていて、特にプランター栽培では人工的に与えていく必要があります。肥料を購入する際は、袋に記載されている3つの数字を確認しましょう。この数字は窒素・リン酸・カリウムの順番で含有パーセントを示していて、よく見かける肥料に「8ー8ー8」がありますが、これは各成分が8%ずつ含まれていることを示しています。肥料の種類は色々ありますが、家庭菜園でよく使われる肥料についてご紹介します。


◉化成肥料(8ー8ー8)

窒素、リン酸、カリウムの3大要素を含む化学肥料です。家庭菜園で使うなら、3要素の割合が同じ「8ー8ー8」がオススメ。3要素がバランスよく含まれ、各要素が10%以下のものであれば、色々な野菜に使え汎用性があるからです。















◉緩効性肥料

窒素分がゆっくり溶け出すように加工された粒状の肥料です。与えたときから肥料効果があらわれ、ある程度の期間効果が持続します。種まきや植付けの時に土に混ぜ込んで使いますが、トマトなどじっくり育てていく野菜の追肥にもよく使われます。














◉液体肥料(液肥)

原液を水で薄めて散布する液体の肥料です。水やりと一緒に施肥できるので便利。即効性があるので、早く肥料を効かせたい時に使うと効果的です。















プランター栽培に重要な「土」と「肥料」についてご紹介しました。野菜作りには良い土と肥料を使うことがとても大切です。市販の培養土や肥料のパッケージをしっかり確認し、栽培する野菜に適したものを選びましょう。初心者の方は袋に記載された内容を見ても、最初はよくわからないものです。今回は初心者の方にもわかりやすく、基本の内容をご紹介しました。この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。

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