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香りの良いサラダ野菜としても♪摘みたてがおいしいイタリアンパセリのベランダ栽培について

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2021年9月15日
  • 読了時間: 3分

イタリアンパセリは葉っぱに縮れがなく、香りのよいキッチンハーブの代表です。パスタやピザの彩りだけでなく、サラダ野菜としてたっぷり食べるのもおすすめ!柔らかい間引き菜を食べられるのは、種から育てるベランダ栽培ならではの楽しみです。寒さに強いので、南側のベランダで暖かい場所であれば越冬も出来ますよ。今回は摘みたてがおいしいイタリアンパセリのベランダ栽培についてご紹介していきます。


栽培に必要なスペース

イタリアンパセリのプランター栽培に必要な、スペースと推奨するプランターサイズは以下の通りです。


◉プランターサイズ

小型〜標準サイズ(容量10L〜20L)


◉必要なスペース

幅:40〜60㎝ 高さ:40㎝ 奥行:30㎝


栽培に適した時期

種まき:4月上旬〜5月末まで、9月上旬〜10月上旬まで

収穫:3月上旬〜6月中旬まで、7月上旬〜12月上旬まで


準備するもの

◉プランター(小型〜標準サイズ:容量10L〜20L)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉30㎝ほどの細長い棒

◉じょうろ

◉種


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉種まき(筋まき)

2列で筋まきにします。

用意した細長い棒を土に押し当て、10〜15㎝ほどの間隔をあけて種まき溝を2本作ります。深さは5㎜程度です。種まき溝に1㎝間隔で種をまき、まき終えたら薄く土をかけて軽く押さえて土と種を密着させます。最後にたっぷり水やりをします。乾燥を嫌うので、種まき後に不織布や寒冷紗で覆い保護してあげるとよいです。


◉水やり、発芽

イタリアンパセリは発芽まで時間がかかります。発芽までは2〜3週間程度。それまでは欠かさず毎日水やりをしましょう。


◉間引き、追肥

栽培期間中に3回の間引き、月1回の追肥を行います。


*間引き1回目

本葉が2〜3枚に伸びた頃が目安です。株が2〜3㎝間隔になるように間引きします。


*間引き2回め

本葉が3〜4枚の頃が目安です。株が7〜8㎝間隔になるように間引きします。

間引き後、化成肥料10g を追肥します。列と列の間にパラパラとまき、土と混ぜ合わせて株元に寄せます。この追肥から以後月に1回、同様の追肥を行います。


*間引き3回目

本葉が5〜6枚の頃が目安です。株が10〜15㎝間隔になるように間引きします。


※2回目の間引き菜は食べられます!美味しく無駄なく頂きましょう。


◉収穫(種まきから4〜5ヶ月後)

本葉が15枚になったら収穫スタートです。根元から数本ずつ切り取って収穫していきましょう。春になってつぼみがついたら早めに摘み取ると、秋頃まで長く収穫を楽しめます。残っている葉が少なすぎると生長が悪くなるので、常に10枚くらい残っているように収穫しましょう。


イタリアンパセリの栽培まとめ

◉栽培適期

 種まき:3月上旬〜6月中旬まで、7月上旬〜12月上旬までまで

 収穫:3月上旬〜6月中旬まで、7月上旬〜12月上旬まで

◉推奨プランターサイズ

 小型〜標準(容量10L〜20L 幅60㎝×奥行30㎝)

◉種まき〜発芽

 10〜15㎝間をあけて2列の筋まき

 発芽までは2〜3週間と長い

 毎日の水やり必須

◉間引きと追肥のタイミング、追肥の量

1回め間引き:本葉が2〜3枚伸びた頃に株間3㎝目安

2回め間引き:本葉が3〜4枚の頃に株間7〜8㎝目安

3回め間引き:本葉が5〜6枚の頃に株間10〜15cm目安

追肥:2回めの間引き後に化成肥料10gずつ。その後は月1回同様の追肥を継続。


◉収穫

種まき4〜5ヶ月後、本葉が15枚頃になったら収穫スタート。根元から数本ずつ切り取って収穫。春につぼみを見かけたら早めに摘み取ると、秋まで長く収穫を楽しめる。


以上、摘みたてがおいしいイタリアンパセリのベランダ栽培についてご紹介しました。長期間栽培出来るのでベランダで栽培すれば、いつでも摘みたてが食べられてキッチンハーブとして食卓で大活躍♪初心者の方でもカンタンなので、是非チャレンジしてみて下さいね。


 
 
 

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