収穫までは1ヶ月弱のスピード野菜!小さな大根”ラディッシュ”のベランダ栽培
- compactagri
- 2021年9月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年12月13日
ラディッシュは別名”二十日大根”と言われ、種まきから1ヶ月弱で収穫できます。赤くて丸い形をイメージされる方が多いと思いますが、細長い形のものや、ピンク・白・黄・紫など色も様々です。数種類の色が混ざった種も販売されていて、カラフルなラディッシュが収穫出来て楽しいですよ。栽培期間が短いので、初めてプランター栽培する方にもおすすめです!今回はラディッシュのベランダ栽培についてご紹介していきます。

栽培に必要なスペース
ラディッシュのプランター栽培に必要な、スペーと推奨するプランターサイズは以下の通りです。
◉プランターサイズ
円形小型サイズ(容量10L)
角型標準サイズ(容量20L)
◉必要なスペース
幅:30㎝ 高さ:30㎝ 奥行:30㎝
栽培に適した時期

種まき:3月上旬〜5月中旬まで、8月下旬〜10月下旬
収穫:5月中旬〜6月末まで、9月上旬〜12月中旬
準備するもの
◉プランター(円形の小型サイズ:容量6〜10L、標準角型サイズ:30L)
◉培養土
◉鉢底石
◉液肥
◉じょうろ
◉ペットボトルのキャップ(あると便利)
◉30㎝ほどの細長い棒(あると便利)
◉種
栽培スタート!
◉プランターの準備
プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。
(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)
◉種まき
角型プランターの場合は2列で筋まき
用意した細長い棒を土に押し当て、10〜15㎝ほどの間隔をあけて深さ5mm程度の種まき 溝を2本作ります。種まき溝に1cm間隔で種をまき、まき終えたら土をかけて手のひらで優しく押さえて土と種を密着させます。最後にたっぷり水やりをします。
円形プランターの場合は点まき
5〜6cm間隔で、深さ1cm直径3cmほどのくぼみを作ります。ペットボトルのキャップを土に押しつけると、ちょうど良いサイズのくぼみが作れます。くぼみの縁に沿って5粒ほど種をまき、その後は角型プランターと同じ要領です。
◉水やり、発芽
ラディッシュは発芽まで3〜4日程度。それまでは毎日欠かさず水やりをしましょう。
◉間引き、追肥
栽培期間中に2回の間引き、1週間に1回の追肥を行います。
*1回めの間引き
双葉が開いた頃が目安です。点まきの場合は1か所に2本程度になるように間引きします。
筋まきの場合は2〜3cm間隔が目安です。
*2回めの間引き
本葉が2〜3枚の頃が目安です。1か所に1本になるように間引きします。
筋まきの場合は株が5〜6㎝間隔になるように間引きします。
間引きは根元から引き抜くようにします。
*追肥
追肥は液肥を使うと便利です。
液肥を水で500倍に薄めて、水やりの要領で与えます。
※2回目に間引いた苗は食べられます!葉をサラダやおひたしにすると美味しいですよ。
◉収穫(種まきから20日程度〜)
根元が丸くふくらんできたら収穫のタイミングです。根元を持って軽く引き抜くとカンタンに収穫できます。収穫量はプランター1つからおおよそ10個〜20個程度です。
ラディッシュの栽培まとめ
◉栽培適期
種まき:3月上旬〜5月中旬まで、8月下旬〜10月下旬
収穫:5月中旬〜6月末まで、9月上旬〜12月中旬
◉推奨プランターサイズ
円形小型サイズ(容量10L)
角型標準サイズ(容量20L)
◉種まき〜発芽
円形プランター:5〜6cm間隔で点まき。くぼみに種がくっつかないよう5粒ほどまく。
角型プランター:2列の筋まき(種と種の間隔は1㎝)
発芽までは3〜4日間程度
毎日の水やり必須
◉間引きと追肥のタイミング、追肥の量
1回め間引き:双葉が開いた頃に1か所に2本が目安
2回め間引き:本葉が2〜3枚の頃に1か所に1本が目安
2回めの間引き菜は食べられます!
追肥:液肥を使用。500倍に水で薄め、1週間に1回のペースでじょうろでまく
◉収穫
種まき20日後〜、根元がふくらんできた頃がタイミング。
根元を持って軽く引き抜く。
◉収穫量の目安
プランター1つから10〜20個程度
以上、収穫まで1ヶ月弱のスピード野菜”ラディッシュ”のベランダ栽培についてご紹介しました。初めての方にも失敗なくカンタンに育てられる野菜です!数種類の色がミックスされたものは、大きくなるまで何色が収穫出来るかはお楽しみ♪彩りきれいな採りたてラディッシュを食卓で楽しんでみてはいかがでしょうか。サラダやピクルスなどにぴったりです!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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